どれくらい治療したらむち打ちの痛みが取れるのか。岩倉市のハンズ治療院・整骨院
2020年07月19日
こんにちは
岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回は交通事故でのむち打ちの発生機序や治療期間についてお話しさせていただきます。
いつもの年ですと春は交通事故の件数が多くなります。
学生の方や新社会人の方など、新生活が始まりそれまでとは違う交通手段をとる事が増えたり、新たに運転免許証を取得した方など、様々な変化がある中で、どうしても交通事故が増えてしまうのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、自宅での自粛生活があったため交通事故は多くありませんでした。
しかし緊急事態宣言が解除され、いつもの生活に戻るとやはり交通事故は増えてしまい、当院にも治療に来る方が一気に増えました。
そんな交通事故被害に遭われた方のほとんどがむち打ちによって首を痛めています。
不意に後方から追突される事により、首が後ろ→前とむちを打つように激しく動かされる事により首を損傷してしまうのです。
不意に激しく動かされる事によって周りの筋肉が損傷されたり、首の骨がほんのわずかではありますがズレる事により、その中を流れる脳脊髄液の流れが悪くなり、痛みを引き起こします。
そのようなむち打ちの症状に対して当院ではハイボルテージや立体動態波などの電気治療器で痛みを取りながら、マッサージやストレッチなどの手技療法を同時に行い症状を緩和していきます。
ではむち打ちにはどれぐらいの治療期間が必要か?
正直にいうと「治療してみないとわからない」というのが現実です。
私自身のように1ヶ月ほどで痛みが無くなった者もいれば、何ヶ月も続いてしまう方もいらっしゃいます。
しかし確実に言えるのは、症状に変化がないからと途中で治療をやめてしまった方は、その後何年も首の痛みを抱えたままになってしまっています。
交通事故被害に遭われた方でも、自賠責保険での治療期間は最長でも6ヶ月ぐらいになってしまいます。
その間に出来る限り痛みを取り除いたり、治療期間が終了した後に痛みを残さないためには、治療に来ていただくしかありません。
また、当院では自宅でできるむち打ちに対する首の筋トレ(下の写真)の指導もさせていただいております。
お時間が許す限り治療に来てくださいね。
そして出来る限り事故前のお身体に戻しましょうね。