交通事故に関するよくある質問/岩倉市ハンズ治療院・整骨院
2020年11月15日
こんにちは
岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回も交通事故に関するよくある質問についてお答えしたいと思います。
これから年末に向けて交通事故が多くなります。
先程私自身も車の運転をしていたのですが、頻繁に車線変更をする車や、前の車との車間距離がかなり短い車がいて「危ないなぁ」と感じました。
「自分は大丈夫」と思っているのでしょうか?
そういった車とは距離を置くようにしています。
さて、よくある質問の中に「物損事故と人身事故の違いは何?」というのがあります。
簡単に言うと物損事故は「物が壊れただけで怪我をしていない事故」、人身事故は「人の生命や身体に損害が発生する事故」と定義されます。
では次にその中身の違いについて説明していきます。
物損事故には加害者側にはいくつかのメリットがあります。
1.免許の点数が加算されない
2.刑事罰(例えば罰金刑)を受けない
3.賠償金、保険金の金額が低額
4.示談交渉が比較的短期間
などが挙げられます。
ですから加害者側は物損事故にしたい、と思うわけです。
しかし物損事故として届け出ると、被害者側にはいくつかのデメリットがあります。
1.治療費が支払われない
2.賠償金の額が非常に少ない
3.慰謝料が支払われない
などが挙げられます。
ですから交通事故被害に遭い怪我がある場合は人身事故扱いで届け出るのが良いでしょう。
しかし軽い接触事故でその場では痛みが無かったので物損事故として届け出たが、後日痛みが出てきたというケースも多くあります。
こういった場合は人身事故への切り替えが必要となります。
1.医師の診断書をもらい警察に提出し人身事故に切り替えてもらう
2.警察で事故証明書をもらい、相手の保険会社に送る
事故から時間が経過すると、事故と怪我との因果関係が疑われてしまうので、出来るだけ早い切り替えが必要となります。
それでも相手の保険会社が人身事故に切り替えてくれない場合は裁判ということになります。
ここまで来ると自分だけで対応するのは難しくなるので、弁護士への依頼が必要となってくるでしょう。
交通事故被害に遭うと、肉体的だけでなく精神的にも疲労してしまいます。
交通事故に遭わないのが一番ですが、万が一遭ってしまった場合は、提携している弁護士への相談も可能ですので、岩倉市のハンズ治療院・整骨院にご連絡ください。