高校生がなりやすい膝痛の病気の種類には何があるのか/岩倉市ハンズ治療院・整骨院
2020年12月19日
こんにちは 岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。 今回は高校生に多い膝痛についてお話しさせていただきます。 当院にもスポーツを頑張りすぎることによって膝を痛めて治療に来ている高校生が多くいます。 その中でも多いのが「オスグッド病」です。 これは陸上競技、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどで、ジャンプ、ダッシュ、キックなどの動作が多い競技でよくみられます。 痛む場所は膝のお皿の下のポコッと出っ張った骨(脛骨粗面)の所になります。 ここには大腿四頭筋という太ももの前側の大きな筋肉が付着しており、前述の動作を繰り返すことにより、骨と筋肉の境の所で炎症が起こり痛みが出ます。 なぜ高校生に多いのか? 高校生はまだ完全に大人の骨になっておらず、脛骨と脛骨粗面は軟骨で癒合している状態です。 そのため大腿四頭筋の伸縮が繰り返されると、その刺激に耐えられなくなり炎症を起こして痛みが生じてしまいます。 どのような治療をするのか? 応急処置としてはアイシングが有効です。 また電気治療も効果があります。 しかし大事なのはオスグッド病にならない事です。 オスグッド病で来院する高校生のほぼ全員が筋肉、関節が硬いです。 硬い筋肉は当然ですが柔軟性がないので、伸縮するたびに脛骨粗面に大きな負担をかけます。 それが繰り返されるとオスグッド病になってしまうのです。 ですから日頃から大腿四頭筋の柔軟性を確保するためにストレッチをする事がとても大切です。 立ったままでも良いのですが、うつ伏せの状態で膝を曲げて太ももの前側を伸ばしてください。 この時、かかとがお尻に付かない場合は大腿四頭筋が硬いと思って間違いないです。 同時に太ももの裏側のストレッチもやるとさらに効果的です。 オスグッド病は重症化すると、治るのにとても時間がかかります。 日頃から運動の前後のストレッチを習慣化して、オスグッド病にならない身体を作っていきましょう。 それでもなってしまった場合は、岩倉市のハンズ治療院・整骨院にお早めにご相談ください。 ハイボルテージなど痛みをできるだけ早く取り除く治療をさせていただきます。 また、痛みを取り除く治療だけでなく、ストレッチのやり方なども指導させていただきます。 ハンズ治療院・整骨院の公式ホームページはこちら ハイボルテージについてはこちら