交通事故の過失割合はどのように決まるのか?岩倉市のハンズ治療院・整骨院
2020年08月16日
こんにちは
岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回は交通事故時の過失割合についてお話させていただきます。
交通事故時に必ず話題に出るのが過失割合ですよね。
交通事故の当事者それぞれの、交通事故の結果に対する責任の割合の事を過失割合と言います。
皆さんも10:0とか8:2などのワードを聞いた事があるのではないかと思いますが、そもそもこれは誰がどのように決めて、どのような影響があるのかご存知でしょうか?
まず誰が決めているのか?
これは赤い本(赤本)、青い本(青本)という日弁連が発行している書籍を元に、過去の判例を参考にして双方の「保険会社」が決めています。
交通事故には様々なケースがあり、その度に結果が変わってしまっては公平性に欠け、不利益を被ってしまう方が出てしまうので、そのような事が無いように過去の判例が基準となります。
ちなみに過失割合を決める際には警察は一切関与しません。
次にどのような影響があるのか?
例えばあなたが交通事故被害に遭い、その際の過失割合が100:0だったとしましょう。
この時、あなたが受け取る事が出来る示談金が100万円だとすると、過失割合が0なので100万円を受け取る事が出来ます。
これが過失割合が80:20だったとすると、100万円から20%の20万円を引いた80万円を受け取る、という事になります。
分かりやすいように、かなりザックリと説明させていただきましたが、実際にはかなり複雑な計算がされていて、過失割合が影響するのです。
今回は交通事故時の過失割合についてお話しさせていただきましたが、これはほんの一部でしかなく、実際には様々な複雑な要素が絡み合っているので、保険会社との交渉などは知識が無いために言われるがままという事になるケースが多いので、専門家である弁護士に依頼する事をお勧めします。
そして治療期間や示談金などで不利益を被らないようにするのが良いでしょう。
ハンズ治療院・整骨院でも提携している弁護士を紹介する事も出来ますので、交通事故被害に遭われた際にはお気軽にご相談下さい。
なお、今回の内容について各書籍等にて知識を得た上で書かせていただきましたが、万が一間違いがあった際は申し訳ありません。