むち打ちを放置したら後遺症になるのか?岩倉市のハンズ治療院・整骨院
2020年08月23日
こんにちは
岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回は交通事故後のむち打ちを放置したら後遺症になるのか?という事をお話しさせていただきます。
多くの場合、交通事故被害に遭う時は不意打ちで身構えていないため、むち打ちになります。
むち打ちとはその名の通り、頭が前後に動かされることを言います。
頭はとても重たいので、首がその衝撃に耐えられず痛めてしまうのです。
その際、首の筋肉が部分的に傷が付いたり、首の骨がレントゲンでは分からないぐらいの、ごく小さなズレを起こします。
傷が付いた筋肉は硬くなってしまいます。
また、首の骨が少しでもズレたままにしておくと、その中を通る脳脊髄液の流れが悪くなり、特に天気が悪い日には強い鈍痛を引き起こしてしまいます。
これを放置すると後遺症になってしまいます。
では、どのように治療するのか?
当院ではハイボルテージや立体動態波という特殊な電気治療機を使い、早期に強い痛みを取り除きます。
それと並行して硬くなってしまった筋肉をマッサージやストレッチで緩めていきます。
しかし交通事故後のむち打ちの症状は、最初の強い痛みは治っても鈍痛がしばらく続きます。
しっかりと治療を継続する事で改善していくのですが、中には忙しいとか、症状が劇的に改善されないので途中で治療を止めてしまう方がいらっしゃいます。
そうすると鈍痛などが残ってしまい後遺症となってしまうのです。
ですから諦めず根気よく治療を続ける事をお勧めします。
交通事故後のむち打ちが後遺症にならないためには治療を続ける事が重要ですが、ご自身でもやっていただきたい事があります。
それはストレッチです。
首の周りにはたくさんの筋肉があるのですが、その中でも特に大きなのが「僧帽筋」です。
この大きな筋肉の硬さを取り除く事で鈍痛が緩和していきます。
やり方としては、頭を斜め下に傾けて、反対の手で頭を押さえます。
こうする事で首から肩、背中に続く僧帽筋がストレッチ出来ます。
下に写真を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
交通事故後のむち打ちを放置すると後遺症になってしまいます。
そうならないためには継続的な治療が必要になります。
一緒に根気よくやっていきましょうね。
交通事故被害に遭ってしまった、または交通事故後のむち打ちの治療をしているが、なかなか良くならない、という方は岩倉市のハンズ治療院・整骨院にご相談ください。