筋トレをして膝の痛みを取る方法とは/岩倉市のハンズ治療院・整骨院
2020年08月30日
こんにちは
岩倉市のハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回は膝痛の方に筋トレをして痛みを取る方法をお話しさせていただきます。
膝痛にも色々とあります。
日常生活の中で捻って痛めた、スポーツをして痛めた、年齢とともに軟骨がすり減って痛くなったなど理由は様々ですが、膝が痛くなるとかばって歩くために他の所も痛くなってしまう事が多いです。
強い膝痛に対しては、まずは電気治療である程度痛みを取り除く事が重要です。
先程も言ったように、かばって歩くと反対の膝や腰、足首などに負担をかけてしまうからです。
そしてある程度痛みが治まってきたら、電気治療を継続しつつ、筋トレをする必要があります。
ではなぜ筋トレが必要なのか?
そもそも膝関節は非常に不安定な関節です。
他の多くの関節は骨と骨が噛み合って出来ているのですが、膝関節は周りを筋肉や靭帯といった軟部組織と呼ばれるもので支えられているので、その軟部組織を痛めたり弱くなってしまうと、関節自体に大きな負担をかけてしまうのです。
負担をかける事で関節内にあってクッションの役割をする関節軟骨や半月板を損傷してしまい、痛みが強くなったり長引いてしまうのです。
ではどの筋肉をどのように鍛えたら良いのか?
鍛えるメインとなる筋肉は大腿四頭筋という太ももの前側にある筋肉です。
この筋肉は脚の付け根から始まって、膝を覆うように走行して膝のお皿の下の出っ張った骨の部分に繋がります。
膝を覆うように走っている筋肉なので、これを鍛える事でしっかりと膝を支えてくれるのです。
次にどのように鍛えるのか?
やり方はとても簡単です。
ここでは2つの方法をご紹介していきます。
1つ目はまず上向で寝ます。
そして鍛える方と反対の脚を90度曲げておきます。
鍛える脚を床から10~15㎝上げて10秒キープ。
たったこれだけです。
2つ目もまず上向で寝ます。
こちらも鍛える方と反対の脚を90度曲げておきます。
そして鍛える方の膝の下にクッションなどを入れてそれを膝で床に押し付けて10秒キープします。
こちらもたったこれだけです。
この2つの運動を1日10回を3セットやってみてください。
下に写真を載せておきますので参考にしてみてくださいね。
膝痛になると歩くのが辛くなり、特に高齢者の方は運動不足になり全体的な筋力の低下を招いてしまいます。
そのような事にならないように、簡単で安全な筋トレなのでぜひやってみてくださいね。
辛い膝痛を取り除きたい、筋トレのやり方を教えて欲しい、という方は岩倉市のハンズ治療院・整骨院にお早めにご相談くださいね。